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カメオ出演した俳優陣の演技も印象的だった。特に、シオンの亡くなった兄シドクが、幻影としてシオンの前に現れるシーンでは、大人になった兄役として、『神のクイズ』シリーズや『シンイ─信義─』で知られる演技派リュ・ドックァンが登場。短い登場シーンながら、シオンの心に大きな自信を与える重要な役割を演じており、そのやり取りに思わず泣かされてしまうほどだ。最終話には、新しく入ってきた後輩レジデントのパク・ウンギ役で、『フルハウスTAKE2』で人気のパク・ギウンがカメオ出演。また、小児患者役としても、『善徳女王』でキム・チュンチュの子役や、『朱蒙〔チュモン〕』でチュモンの息子ユリの幼少時代を演じていたチョン・ユンソクが登場。声楽の天才児ギュヒョンを好演している。

「ダメです(アンデムニダ)」、「早くしなければなりません!(パリパリ ヘヤ ハムニダ)」…。劇中、何度も繰り返されるシオンの独特な話し方は、お笑い番組でパロディにされたり、子供たちの間で流行するなど、大人気に。また、美しいものを説明するときには、シオンの名前を使った造語「シオンへシオンヘ」という言い方をしたり、シオンがよく使う言葉も、「アルゲッスムニダ(わかりました)」を「アルゲッシオン」、「クレッソヨ(そうでしたか)」を「クレッシオン」などと、語尾に「シオン」をつけてアレンジ、“グッド・ドクター文体”なるものも生み出されたほどだ。さらには、常に丁寧語で話すシオンが初めて悪口を言ったエピソードが放送されると、彼が考えた「頭を掻いて、できものができてしまえ!」という悪口が、シオン流“可愛い子”悪口として、インターネットで流行。放送終了後は、「シオンの『~しなければなりません!』を聞けなくなるのが寂しい!」と訴える視聴者の声が多く寄せられ、シオンがどれだけ愛されたかが実証されることとなった。

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